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​自彊学舎の歩み
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 明治12年西南戦争で敗れ心身共に荒んだ青少年の教育を目的に、協同塾として発足。明治43年常盤学舎と合併、自彊学舎と称した。第二次世界大戦後の占領政策により活動を休止していたが、敗戦に再び疲弊した地域の青少年の健全育成に学舎の存在が必要とされ、先輩及び地域有志の尽力により、昭和30年財団法人自彊学舎として復活した。平成24年4月公益法人改正により、一般財団法人自彊学舎となり現在に至っている。
​目的及び事業
 郷土先人の教えを学ぶ「伝統文化事業の継承活動」及び親子・家族等で取り組む自然体験や実体験「チャレンジ親子塾」を活動の中心として、青少年の健全育成に努めている。
​伝統精神文化の継承
 我が国の近代国家への幕開けとなった明治維新で活躍した薩摩藩士が、幼年時代から心身ともに鍛えられ育てられた原点は、薩摩藩独自の教育システム「郷中教育」にあったと言われている。方限と呼ばれる地域単位での文武両道の鍛錬は、長幼の序を重んじた異年齢集団の中で、切磋琢磨してお互いを成長させていく「いもこじ学舎」と呼ばれる青少年教育の場で行われていた。" 負けるな 嘘を言うな 弱い者をいじめるな " の教えのもと、一人ひとりが志を高く、古くは武士道の精神に男児としての真の在り方を求めて、自己鍛錬の日々を過ごしたと言う。当舎はこれらの流れを今日まで脈々とくみ、現在も地域の青少年健全育成の場として活動を続けているところである。
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